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 コンビニの仕事に分け入っていくごとに興味が沸々と湧いてくる・・・。この根源にあるものは?里子は自分自身がどんどん興味の坩堝に嵌まっていくことを認識して嬉しいような怖いような、それでも受け容れる自分の気持ちが前倒しで出て来てその変化をしていくさまに驚くばかり。時間帯を替えて欲しいを希望すると割かしすんなりと受け容れられ店主からは難色を示されると思っていただけに、自分の幸運を思うのです。昼間の時間をもっと家族の為に活かしたい、そこまで辿りついたのも自分からでした。本来なら突っぱねても良かったけれど、やはりそうは問屋が卸さない。ひとつ屋根の下に暮らす以上は家族の手となり足となることも生活のやりくりになるのかな?っていう手堅い算段です。例えば免許を取らせなかった親が悪いって自分のことを責め、今から免許を取らせることも可能でしょう。しかし後手後手のように思える。免許が必要ならもうとっくの昔、獲ったでしょう。里子は運転手になっている自分の今の境遇が実はもっとも似合うと転化出来るのです。この状況は、決して忌むべく案件ではなく、家族の役に立っているといい方に捉えることが出来る自分・・・。本来のブログの仕事も今までとは違った側面が浮き彫りになって多くの人が閲覧可能になったのです。ブログが画像としてバーンと前面に出て来るインパクト。里子でさえ、この手法は想像の範疇になかっただけに頼もしいのです。