Ss258

 一日は24時間、三時間ずつ分けてブロックにすると8ブロックが出来てその中の、2ブロック〔六時間〕は最低限睡眠で必要。っとなれば人生を左右するのは6ブロックということになる。姉はこう言いたいのだろう。1ブロックを何に傾けるか?主婦なら完全に1ブロックは家事や子育てに時間を傾けるだろうし、サラリーマンはどうかしたら実動9時間でそこで3ブロック無くなるかも?って。しかしここで思うのは時間を有意義に使うことが自分の為ならず社会全体を高揚させていくことにも気が付く。しかし僕が怖いのはのんびり過ごす時間の大事さだ。何も考えずぼ~~っとしている時間だってあるはずだ・・・。プチ軍国主義ではないのか?しかしそこまで深刻に僕のぼ~~っとを捉えることもないのかな?って。思いは尽きないが姉の魂胆も気にかかる。なぜ、イマこういうことをいきなり言うのか??姉には仕切りたい願望がどこかにあるのでは?って。全くそこは僕とは違うって男のロマンを僕が残して今日あることが誇らしい。女はどこか間抜けな部分がある方が男にとっては都合好い。それなのにこの6ブロック構想は人生を型どおりに行こうではないか?っていう姉なりの時間工作、或いは押し着せではないか?って採ってしまう。サスペンス劇場の方がまだユルいし形を選べる。しかし、あざとい姉のことだ。ここまで来てこれを言いだして来たのは、バイトが3時間だったということで思いがけないヒントを得たのでは?そこで3時間を超えれば相当に疲れを禁じえない姉の文人としての叫びが封印されてあるのでは??って。僕なりに心砕いてアレコレ考えてみた。