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 子育てをまるでおとぎ話の中の王子と王女のように、毎日快活に展開するなんて普通は無理です。現実というたこ部屋に据え置かれるのがおち。結婚したと同時に縛りは付くし、しかもおこつ”かい制度になってかなり男性陣は束縛を感じるのでは?もしも男ならそうだろうな?って男の世界にも社交性があって社交界あるからです。私の場合は本当に悲惨だったな?って確かに貯蓄を誇る銀行員ではあったけど、金行員ではなかった。つまり全く金を使わない人だった・・・。結婚する前に一ヶ月以上迷ったのも今分かる。友達のホステス達にも相談したけど答え出なかった。なぜ、そんな理不尽なことが??ってみんなも感嘆する場面でしょう。金があってもそれに手を付けない人間がこの世に存在すること、本当に勉強不足だった私です。しかし今はどうでしょう?彼は私の為に散財を惜しまなくなってきた。それもこれも病で気が弱くなっているせいもある。もっと平たく言えば、介護には相当のお金と精神的労働が掛かっているっていうことに気が付き重く受け止めているのでしょう。私の持ち時間を使うということははてななら三時間許せるけど、Pちゃんの為には一時間もない。そしてそれが作家の本命だと思う。旦那をないがしろにしている!!ってみんなが矛先を向けて来ることはあるかも?しかし家政婦は見た以上に、子供達は見たのです。お母さんは物をしたためて来て今日がある・・・その集大成をむしろ歓迎すべきでは?って。五人の子供達がここまで成長したことが未来来る〔ミラクル〕です。