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 自分を見つけてもらいたい!!それは男の子なら出世に繋がるし、もしかしたら女子なら好男子と巡り合えるチャンスかもしれない。私がセブンイレブンに又舵を切ったのは三男の言葉が影響していたのです。私はまだ、八月の時点で本当に骨身を惜しまず働くという心は出来てなかったことにハッとする。今だから解るのは出来ればそういうコンビニで働くということをせず、お金を得られたらな?ってどこかに淡い期待を持っていた。しかし自著のよみびとしらすも10円でしかウリドキで扱ってもらえてない。幾ら360冊持っていてもこれでは3600円にしかなりません。どうすればお金を得られるか?ずっと考えていた途上にPちゃんが入院。八月のお盆から十日間でしたが毎日みなとメディカルにお見舞いに行きながら自分は本当にコンビニが好きなのか?それとも?って運転中、考えていたのも事実。しかし三男がこう言ったのです。お母さんの勤めているコンビニを彼女が見たいっていうから一緒に行ったんだ・・・って。私はその時ドキっとします。せっかく面接に行って採用されても夫が入院でさっさと休む。これじゃあ、子供が熱を出していますって休む三十代の主婦と全く同じ。しかも私の場合、ナマケモノもびっくりして木から落下する程の怠け者。息子の彼女の美しい瞳の中でいい加減な老婆に映ることだけはしたくない。ひとつのセンテンスが光る例ですね。彼女が私を導いてくれたのです。