Ss222

 このコーナーでぞろ目が出て、ルビーウーマンでもぞろ目。っということはこれが符合論の展開か?っていわれればそうだろう。同じことがぴたっと揃う。この符合を符合論に位置付けるのが僕らの仕事だろう。えにしを感じ易い人や、因縁を深く取り上げる人、感謝の心が並ではない人、そして因果応報を深く学んだ人々には的確な法則として立ちあがってくる。まず偶然の取り扱い方だろう。偶然にも何かが起り類似点は見つかる。普通の人ならそこまでだが、符合論の展開を試みる人々にはそこから飛び抜けた発想的類推がまず起こる。一気に雪崩が落ちるように将来起こることが見える。これこそが到達した人々だろう。僕はまだ、姉まで至ってはいないが、人の言葉を脳幹で聞くことを普段から気掛けている。人の言葉ほど未来を語るものはない。未来をみずからが知らず言い当てている場合が多い。僕はその時、霊長類の怖さに旋律する。僕の未来をなぜ、人が言い当てたかは解らない。それらはほぼ、いい予言ではなかった。しかし伯母だけは僕にこう言った。将来はわからんよ、あんたみたいなのが一世を風靡するかもしれん。おばちゃんはいつもびっくりしたとよ?って僕に続きを話してくれるのだ。あの鼻たれ小僧がなぜ、ここまで立派に成長出来たんだ??っという位驚く教え子に何度も出食わしたのだという。優等生なら想像は付く。想像の範疇だ。劣等生の場合、度肝を抜かれたと言うのだ。