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 私が参考にしている楽曲はアクセスのヒット曲の中でも世間ではヒットしてないテープで音響効果が凄くいいもの、当時まだ西暦2000年代に入る前の楽曲集の中でもみんなが知っている曲はそれこそ一杯ある。私は聞き慣れない一曲を昨日偶然耳にします。かつてのテープの中に紛れ込んでいたこの曲は、耳でちゃんと聞いたことは初で驚くのです。当時どういう方法で録音していたか定かではない。しかしCDから録ったことは明らかでこの楽曲の台詞にしてもそして音響にしてもメロディにしても今の私を象徴している・・・なぜなのか??と回想するのです。世間で流行した楽曲だけを頭にインプットしてそればかり聞くうち、このテープの存在自体忘れ去っていた可能性。そして言えるのは他の人気曲は多くのテープの中でダブっているのにこの曲を収納しているのはこのテープだけ・・・。私は符合論を感じます。ダイナミックを忘れていた自分の静謐を留保し除去します。このテープが見つかって警鐘を促してくれたんだなあ?って問い掛けます。静かなイントロを構築していく自分にバイナラして、その部屋代を清算して退去します。今・・・時代が求めているのは静けさではなくセンセーショナル。そしてみんなが転換期を求めている。鬱屈したわが国特有の閉塞感を打ち破るアクセスの楽曲を、ひとまず一週間聞きながらムーヴで走ってみたい!!そこから自分の音楽を引き出すことも可能と模索したのです。