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 人間は皆、平等に出来ているなあって僕は以前からそこを強調して来た。僕らはいけないこととは知りながら、差別や侮蔑を瞬間的にしてしまうというリアルで、そこを否定したままでは良くないと思う。僕は常に侮蔑の視線を感じたし、それはホームレスではないのか?っていう周囲の視線。全然もはやそういうことは辛くはないのだが、政治も奇麗事ばかりを並べ立てるのでは全く価値はない。人間にはある種の差別意識はあってそれを否定することは難しい。それを肯定する方が正しい道筋だと機軸する。例えばトランプ大統領も常に誤解を受けている。彼だって折れそうになることはあるだろう。しかし人は強権だと評価を変えない。トランプ大統領だって涙することはある。感動したり、悔やんだり・・・。それなのに僕らの暴挙は計り知れない。彼は強権だと決めつけている。なぜ、イメージはこうも強靭なんだろう。人は瞬間的に人を識別し、差別しても平気・・・。僕はそこに人間のいじましいまでの本能を垣間見る。どうして奇麗事ばかりに終始して平気なのか?って。好ましい解決法はある。みんなが自分とは正反対の暮らしを一週間、経験し合うのだ。大富豪はホームレスになって七日間を過ごす。文豪は文盲になって暮らしてみる。様々なことがあからさまに見えて来るだろう。明るみになってくるだろう。