Pp593

 入籍32年の話し合いは一体どうなったんですか?それは私はあえて口にせずにタイブレークの試合が終わって智弁和歌山が負けて帰ろうとすると、Pちゃんが声掛けてくる。ええ?彼からですか?32周年の功労金についてはきちんと後日話し合おうって。私は彼のそういう後回し的な慎重さは毛嫌いしているのよ、それを分かってて彼はあえて言ってきた。どういう意味なんですか?彼には私に怒りが当然通じているは朝飯前に分かってる・・・しかし彼の貯蓄魂が私の買い物志向を受け容れない。しかし一年に一回しか来ない入籍記念日で彼も少しばかり譲歩に出たのよ、そうこっちは見た訳。もう今しかないって私は直感した。このチャンスを逃したら永遠にお金は貰えないって。どう出たんですか?いえ、向こうから訊いてきたのよ、欲しいものがあるの?って。そこでマレさんは堂々発言した訳ですね?ええ、新しいパソコンが欲しいって。翁はなんて?十万内ならいいだろう、足りない分は出さないぞ?って。良かったですね~~マレさんは、たかりの名人ですよ。人聞きが悪いわよ、私は彼が気持ち良く出してくれる瞬間を模索していただけよ。翁の頭の中を私は閲覧している。今は肺の移植に興味があるの!!なんですかそれ?私が持ち掛けたのよ、お金は向こう払いでもしも、移植に着手してくれるアメリカの病院あったらどうする??って。いやあマレさんは凄い。ハズキルーペよりも凄い。ありがとう!!移植が出来て彼が永遠に年金を貰えることは山本家の安泰に繋がる。じゃあお願いね。移植なら アメリカを除いて ないだろう