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 僕は今正直いってボログになっている。ブログどころではない。大好きな好青年が投げる高岡商を見逃す訳にはいかず、先を急ぐブリーダーのように心が騒ぎまくっている。体格のいい豪速球の投手に僕は余り目が行かない。やっぱり日本人の体形でありながらいい試合を展開出来るというニホン鍵を握る投手が僕の視野にある。なんていうか、ナインという三文字が、僕は好きだ。タッチが大好きでその新作も出て僕はコンビニであるだけ購入する。バイト報酬を惜しんでいる場合ではなかった。高校時代も中学時代も僕は陸上短距離だったせいかチームに何か関与したという記憶があまりない。自分のタイムだけが視野にあって前に開けていた。レースに駆り出される馬と同位で、しかしその息込みは僕の好きな領域でもあった。チームになれば誰かの失敗も一緒に背負わないといけない。ハンディが存在する。しかし逆もしかり・・・。いいプレイに自分が助けられることも多々ある。僕はナインの三文字に関係付けられた高校野球の面々を心底愛する。そして昨日不思議な光景を目の当たりにる。袋に砂を詰めない高校球児だ。まるで、原子爆弾を日本から落とされたみたいな衝撃だった。なんでここまで徹底が出来るのだろう。拘りがあるのだろう。僕は心底不思議ではあるものの、そこに称賛を送る自分がいたことも隠さず吐露したいとそう思った。これからは個々の流儀が深く問われる時代が既に幕を開けている。