yd924

 僕は昨日ダブル直撃を受ける。両方の試合を見ていただけにショックだった。ひとつ目はダルビッシュのいるカブス。五点リードを引っくり返される。ダルの力投が半端なくそこで僕はこう感じる。マッドン監督の悲しみだ・・・。しかしここで萎えてしまうような軟な監督ではない。きっとこの敗北をバネに今後闘ってくれると改めて祈念した。夕刻になると僕の心は舞い上がる。あの憧れの高橋遥人投手でこの投手のなんでもない仕草や表情が今の若者を象徴していてそのすべてが気に掛かるという投手だ。阪神の打撃力の無さに心が寒くなる。幾らなんでもそれはあるまい。この前来たばかりのソラーテの犠牲フライ打点のみ。大山とマルテは確かに守備の面で魅せたが、他のみんなはどうだろ?阪神ファンをそれでも僕は返上しない。高橋投手が大好きだからだ。そして投手にとっての投球は一球一球に価値があることに目覚める。昨日は巨人の桜井投手も限界まで投げて125球を絞りだした。もうすっからかんになったレモンの本体といってもいい具合に疲弊した。転じて高橋の球数はどうだろ?これがやっぱりいい投手の証明なんだろう。113球ぽっきりだ。考えてみるだけでもどれだけこの投手がレモンよりも凄いグレープフルーツなのかわかるっていうものだろう。僕はそれを俳句にする。勝つ為に 113〔イチイチサン〕を 絞り出す