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 僕とそんなに差異がないのに、次の日曜日から開始のブラックオニキス・マンはなぜ、出て来たのだろう。出て来るからには、僕との著しい差異が必要だし、このままでは、僕はずっと独身を通して行く人物設定かも?って戦慄を覚える。いいパートナーも現れず一生独身なんて僕はやっぱり御免蒙りたい。そりゃあ若い時はいいだろう。しかし五十代、六十代になったとき、いや、もっと後に来る要介護の時代を迎えるかと言う時、僕の孤立は厳し過ぎる。今のうち伴侶を探すべきだが、こうまで新ブログで僕と同じ青年の設定があることを思うと心持ち不安になるのだ。ブラックオニキスには魔除けの意味があって強靭な運命に見守られるというジンクスが絡みだ。それと比較して、僕の巻頭は解かれるわ~僕とコピーのような青年登場で、先細り感に打ちのめされるのも当然だろう。僕は物事をほら吹き出来ない性質で、小さく言うことは出来ても大きくは話さないたち。この性癖を持っている人々は安全牌は多い。全く間違いはないけど独創力には欠ける。なぜ、こういう性癖かは遺伝としか言いようがない。母はどっちかというと奇抜でユーモアの深い処まで読み説く術を持つが、父はどうしようもないカタ物。この堅物という代物が僕には呪縛としてある。boの章が僕の上前を撥ねていく前に対処をしないといけない。おめおめと引き下がる僕であってはならない。