am76

 僕が言えないことを俺が代行することがあるのだろうか?そこまでしゃしゃり出ては体面も保てないのでは?ガサツな俺でさえ少し遠慮はある。俺はそもそもどこから発祥したのだろう。俺とお前と言う時には、親密度は満杯なのが確認可能だが、僕と君という時には他人行儀を禁じえない。いや、禁じえないなどという遠回しな言い方では元は取れない。それくらい俺とお前には結束がある。政治家は俺なんて言わない。澄ました顔で僕を連呼。俺達とは一線を画しているなあはどうしても思ってしまう。第一政治家にとって大事なのは県民とか国民であるはずが、そこを今果敢にも表現出来ている政党はない。今まで一番感動した政策は、10年勤務しても年金が出るようになったあの事案で、その点では公明党をまともだと言い切れる。着眼点が素早くて恐れ入る。25年は勤められなかったけど10年なら勤務した例は枚挙に暇がないからだ。国民がより多く救われた。このことを俺は忘れない。自分はどの職も三年とは続かず退社したが、今にして思えば同窓生はまとも。大学を出てきちんと就職しそこが倒れかけたら、又違う場所を受けて、全員ほぼ生業に就いている。全員が全員、俺よりも根性と社会性がある。それなのになぜ?発信力がないのだろう。しがらみに潰されている内に、俺の発信力に頼む始末だ。会社という二文字を翻せば社会なのに、ここまで大人しいのはある意味不気味だ。日本の風土が土着民しか受け容れない証しなのだろう。しかし俺の周囲に居ればおのずと打ち破る。どんな規定も俺の周りには存在しないからだ。