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 僕は大変なカラクリに気が付く。たった今しがたのこと。大谷の誕生日が日本では昨日だがアメリカでは今日!!なんでこんな簡単な仕組みが分からなかったのだろう、つまり大谷に限らずある程度の時差を超える外国に行っていれば誕生日は二回来る。日本の誕生日は日本のみんなに祝福してもらいアメリカで迎える誕生日は別にあったという深い洞察だ。なぜ、僕は勘違いしてしまったんだろう。アメリカでも日本時間を応用して誕生日を祝福するものとばかり思っていた。昨日ヒット二本の大谷は今日又ホームランで、合計すると誕生日の二日間にどんだけ?っていうヒットを編み出してくれるのか、まだ、さっきが二打席目だけだからこれから増える可能性もある。こんな岩手奥州人の快挙も凄いし、僕は改めて思い起こす。東北や北陸という寒いばかりを想像していた県人たちの才能についてだ。日本人は特に東京一極集中でそこに住むのがヴァリュだと捉えがちだが、僕は岩手から北海道、そしてアメリカに機軸を置いた大谷の考え方が素薔薇しいと思う。九州からもそれに応えられるような人材を一杯輩出させたい。その向こう見ずな気持ちにまで駆り立ててきた大谷乱舞は、このバースデイアーチで完結を見た。誰だってバースデイアーチを望む。しかし実際に打つとなると限られる。神バットを持った大谷にひとまず、祝福のグラスを傾けよう。さっき分かったことだが、大谷は二十歳の時にもバースデイアーチを描いていたという。