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 タイムリーに物事が決着するとき、そういう幸運はまたとはない。大抵商売の世界はどっちかの利益が分が良くてそこが論点になって軋み始める。しかしそういった利益中心の世界からまず脱却して、相手のことを思う姿勢、慮る容体になれることは必至なのかもしれず、一歩相手に譲る姿勢を見せることが得点ポイントになる。日本にとって、それを口やかましく言うことはここで省いておこう。商売魂に於いて日本は常に人様を優先してきたと僕は総合出来る。本当にパッパラパ~ならここまで相手を見誤ることもなかったからだ。天真爛漫でどこまでも強国路線をポテンシャル化に出来る程、これからの世界均衡は軟〔やわ〕じゃない。それは僕等に立ちはだかる壁といっても過言ではない。アジアの人々の心の片隅にいつも日本人なら?彼らはどう出るだろう、そこでの期待感は今でも実は健在なのだ。しかし僕らは見て見ぬ振りに終始した。金の亡者、銭の換金王者で邁進することをどこかで避けて来た節はある。日本の美風が今は微風と化し、肝心の美の根源とはどこぞえ?は叫ばれて久しい。日本人何するものぞ?の強い拘りを、その意気込みをぷんぷんさせていいのだと僕はワンテンポ於いてあの一件を捉える。三原じゅん子議員だ。あそこまで他の議員たちをけなす姿に、間違った美風を禁じえない。あの血相を見て自民党が正しいとはとても思えなかった。安倍総理が台無しになった。