元祖というものが必ず存在するとすれば一発逆転を計ろうと推し進める場合、かなりディティールまで気を配らないといけなくて、サプリにしてもファストフードにしても開発コストに掛かる準備金以外、様々競争相手が考えそうなことまでこちらが及び思考練達になっておく必要がある。お好み焼きの箸巻きが一世を風靡したのもそのままかぶり付けたからだ。パッケージに最初は入ってはいるが一本買う場合、すぐに食べることが多い。そのパッケージなしに僕の心は躍った。すぐに手に入る。これは商売の鉄則を超えた筆頭条件になる。しかしこれが中々手に入れるのが困難だったりすれば歯止めが掛かる。買おう！！という顧客の最初の気持ちにいかに即応出来るかが商売展開や繁盛のカギになると僕は疑わない。まるたかの前に昨日、いなほ焼きが来ていて僕はそのいい香りを遠くから味わう。前回五個購入して車の中で急いで食べ過ぎて、Ｔシャツをひとつダメにした。余りのウマサに、かっ食らったのはよいがソースが飛び散ったのだ。こんな旨いものはこの世にないと僕は思うが、ひょっとしたら丸ごと中に封印されてあることが好感度を増しているのかも？って。丸くて中に具はぎっしり詰まってしかも上品に食べようとすればそれも可能。お好み焼きをそのまま饅頭にしてしまった素薔薇しいこのおやつを、僕は今度見かけたらやっぱり購入しようと思う。昨日は買わなかったことで後悔がずっと続行したからだ。
