r470

 世の中はいきなりババっと変わるのではない。少しずつ目に見えない劣化を繰り返し、その速度も遅い。いきなり変化するのならそれは、何かを隠ぺいしていた形跡があると思うのです。世の中に現れる変化をいち速く知らせうる優秀者にみんながみんな、なれる訳ではなく、独特の勘を様々な分野で今正に培っているのがリアルだと思う。しかしその発見や学術の機会を中々世に知らせることが難しいのなら次の一手を打たないといけない。科学や文学双方異なる手腕はあって、確実に成功に導かれる為には、マニュアルも事実存在するのです。科学に秀でる頭と文学の頭は双方軸に違いがあると思いがちですが基本は変わらない。速く手を打つという即コー型。疑問を鵜呑みにしたまま終わらすことがないこういった優秀者は、どの分野にも在籍していてこれからの日本をランダムに彩ることでしょう。ルーティンが決まっていると思うことこそ破廉恥で、これらの優秀者には固定化されたルーティンには同調しないという異色傾向も顕著にある。自分の考え方にきちんとメリハリをつけられるそういう型を持っていることが決め手になる。この人こそは自分を刺激し向上させていく人物かもしれない!!と思ったらその後が速い。この即応対処がやがて国をも救う。今まではすべての文野で既存の型が支配した日本の主だった成り立ち、しかしこのままでは何一つ先へは進まない。このことは随分昔から言われてはきたものの手を付けて来なかった。莫大なツケが残ったけど乗りかかった船でしょう。《錨》は既に知っています。