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 今日の大谷こそ不可思議だった。エンジェルス歴史上かつてない記録を叩き出してしまう。なんと大谷にエラーが三つ相手に付いたのだ。マリナーズの選手それぞれについたのだが、これはしたためるべき珍事だろう。僕は大谷がやはり何か特別なものを持っているとそう判別する。相手にエラーをさせてしまう力だ。それはみんなには説明出来ないかもしれず、この僕なら、磁気を知る僕なら割とスムーズに解決へ導くことが出来る。大谷が持っている潜在力は今出している力の数倍はあると見込んでいい。みんなも普段からその人の成績は全部を目一杯出してナンボって思っている節はあるだろう。だからそこですでにつまずいているのだ。大谷は未曽有の力を持っていてそれがまだ、今季上手く出せてない。それは三番定位置という厚遇にあって、それを結果に結び付けようと大谷自身が真摯に葛藤している最中だ。しかし相手チームの選手達にはやはりわかるのだ。いつ、なんどき、大谷が百パーセント近い力を発揮してしまうことがなきにしもあらず。この逃れようのない危惧をどの選手も頭の中にインプットしている。相手にエラーを起こさせてしまう大物、大谷ということを今朝はエンジェルスの歴史に記録で刻む。しかも最後、大谷は出塁している。この辺を鑑みると、世界規模の人類が岩手から出て来たことは疑う余地もない。