すべてを忘れてぶらっと日帰り温泉の旅もいい。運転するのが億劫ならごく近い場所でもいい。僕は地元のふくの湯が大好きだが、他にもいい温泉が目白押しなことを知っている。なぜならお泊まりのスタイルが刻々と変容して来て、人々を違った趣向にいざなう進取のスタイルも観て取れるからだ。長崎ビジョンはやはり異国情緒に代表される地域独特の港効果ともうひとつ、僕たちがまだ観てもいないような、ひなびた場所での優れた突出を見ることも出来る。人々はまだ全部を網羅して今に至るとは言い難くて、長崎の地元民ですら知らない長崎の佳さについてを今後語ることが出来れば本望だなあって思う。今はコンビニで何もかも揃う。そこに行けばイートインもあったりで、食のスタイルはほぼ補完された。あとは、まだ食してはいない場所への探求心で僕の心は漲る。長崎のあらゆる飲食店を隈なく歩いて食した者でさえ、わからないアジト。このアジトこそが味人だろうか。僕は誰かが、ここはいいわよお～～って言えば必ず尋ねてみたくなるし、ここのトルコライスは美味い！！って言われると必ず購入したくなる。長崎のトルコライスのカツはやはり勝を意味していると僕は思う。パスタの部分がそれをすかさず助長している。昨日、マックスバリュでそれを購入したらゆで卵の半熟が半分入っていた。卵はすべての食事を芳醇に導く魔法の食材でもある。
