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 自分がどれ位食いしん坊で、わがままな性向にあるのか、そこはある程度仕方ないかもしれません。相次ぐ失恋で心が砂漠化して、そのデザートでたまたま光る石を見つけてジュエリーかも!!って思ってしまうはよくある事でしょう。しかし彼の性質が正直で善良だっただけに、今後現れる人材にはもしかしたら不在かも?っていう狼狽はどこかにあった...。子供達を親御さんに預けて僕の胸に飛び込んで来ませんか?!このセリフにはどこか冷たさを禁じえず、私の中で最後まで可決にはならなかったものの今、立ち止まることの出来る自分もいる。人生に対して常に甘ちゃんだったは言えるでしょう。なるだけ人生では失敗を避けて通るのが通常で、みずから失敗へ馳せ参じるなどありえない。しかし、最近あるテレビ番組で富裕層が何にお金を投資するのか?を見ていた自分の視線が一旦止まるを迎えてしまう。彼らは経験を得る為にお金と時間を迷いなく使うという。世界の各地を奔走するっていう行。しかもそれは子供の教育の為に時間を惜しまず物凄い距離を行き来するという種類のもの。子供に投資することがのちのち恩恵として跳ね返って来ることを見越して動く姿。子供に有意義な経験をさせたい富裕層の賢い思想的着地点に私も刺激され想起する。自分はなんで気が付かなかったのだろう。なんて恵まれていたんだろう?を思うのです。そう言えば日本にも佳き伝統がありますね。でっちの時代です。お給金も最小限、或いはお給金なしで親方にひれ伏す。そしていつか時を経て一人前の称号を貰う。考えてみればこういった精神的伝統が今日の日本を形造ってここまで強固にして来た事....。この一面は外せないと改めて確認するのです。