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 僕は浜の町アーケードを歩きながらの帰り道、自分が♪好文堂書店に寄りたい♪を以前したためていたことを思い出す。若年性アルツハイマーかも?って思うのもこの辺りにある。自分ではそれが近々の最善であり予定としたためておきながら、ベターより以下にとどまってしまう。しかも後から見ると、忘却の棚に据え置かれているのだ。そういう感覚がきっと職場の混乱を引き起こしかねず、僕なりに自分を改めて検証する時間を設けてみた。まず物をしたためているスタンスにある僕。この境地に入っている時は仲間が邪魔で誰かが訪問して来てもまともに取り合えない位の状況。つまり、不機嫌になる。これが作家のスタンスだろう。人は僕の文学的資材でありながら、すでにしたためのスタンスに入っている場合、邪魔でしかない。聞く人からすれば随分身勝手と思われるだろうし、僕が意外にも嫌われている理由になる部位。しかし、僕を自己弁護すれば、やっぱり今からしたためるぞ!!っていう時は無我の境地にあることは確かでそこは譲れないのだ。ライティングデスクに座れば流暢に言葉は湯水のように出て来る。だからといって友達と雑談しながらではそれは叶わない。そんな僕だから、人と交流しながら、その場で物をしたためることが出来る人々を脅威に思っていることも事実。今の僕はそういう器用な人々の足下にも及ばないことだけは言えている。孤独のブロガーっていう標榜はこれからも続行になって行くしそれはそれで仕方ない。