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 ジム-ロジャーズは危機を煽っているようで、ほぼ当たっていることも僕は承知している。しかし現実の危機に直面してそれぞれがいかに対処するか?それともっと適切なのは、歴史は繰り返すのなら、そのメカニズムを読み取り事前に動く察知死力が今後は要めになることも自明だろう。僕達に出来ることは限られてはいるが、世界にあった壁は、もはや存在はしていない。いいこともこれから目白押しだと、気分を高揚させるポイントにも来ている。この上もない危機が迫っていたとしても、それを経験的視座で大きな度量でさらっと話してくれる彼のテクニック。微笑みの奥にある、錬金師の建前を僕が愛しているのも本音だ。中々手の内を明かさないことが親しみを倍増させる。っということは彼も日本が大好きなのだ。