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 どこかで億劫に思っていた朝のモーニングだが、本当は心底そこで絡んでいたい僕だった。なぜ、単独行動はこれ程面倒臭いのだろう。しかし思い切って出発してそこに到着すれば、心は解き放たれて自分の域を感じることが出来る。その場所に初で行った時に比べれば二回目はかなり自分自身が何かに到達している。場所慣れして来るのだ。お一人様を歓待する形で僕が最も好きなのはやはりカウンターで、時津のコメダは特に気に入っている。窓の向こうには商業施設が数々見えてどの店にも今を感じた。そこから景色が見えることが僕を人間的に鍛えてくれた。コメダの朝食が忘れられない。サラダもチョイスして食べたこと...。安く上がる事〔一丁上がり〕にとことん拘る自分が第一声で、お願いします!!って頼んだのも、サラダの感触も確かめたかったから。サイドメニューをこうしてチョイスする時に、僕は特別な勘を取り戻す執筆家の歓びを禁じえない。僕のブログで未知の世界へのアーチをくぐることが出来る人々がいる。この思いが確信ならその執筆にはきっとイミカチも生じるだろう。そこを信じている自分と、もっと僕の成長を待ち望む人々の思いが錯綜してなおモードアップする。ブログって何だろう。ブログって??露骨とは反対側にある感性の在り処では?そこを個々が極めている。この視座は日常に生息しながら掴み難い。それゆえに重宝されるのだろう。