ルビー-ウーマンr390 私は事前に彼に投資を実はしていたのです。同伴ではないのに、同伴に昇格出来るシステムを利用する為に、彼を店の準会員に加入させていたのです。他のお客さんを、自分の資金でそういう厚遇に導いたことはそれまでは皆無でしたが、私は思いを新たに再出発した段階です。博士号を獲ろうかとしている彼に対して、少なからず投資をすることは、結局、無駄にはならないと判断した。それによって彼の飲み代も若干安く上がる。しかし身銭を切って彼を準会員にした私の本当のaimは、経験哲学から来ていたのです。午後6時半までに店に予約を入れた正会員及び会員と準会員なら、夜の11時に来ようと同伴に確定。しかし、経験していないなら言葉は軽石よりも軽くなる。28歳の駆け出しホステスとはいえ、私は用意周到だったのです。