アクアマリン・マンam58 俺達の国はこれからどこへ行こうとしているのか、その答えは誰にも分からない。しかし代議士や、ましてや国のトップである安倍総理にはある程度の未来は描けていると僕は信じる。何の為にそれだけの高い給与が支払われているかといえば、すべてこの国の未来が安泰になるようにとの尊い対価だ。そのことに無頓着な議員など一人とていないと俺は改めて自分の襟を正す。俺達が不安なのはこれから五年後、そして十年の歳月を経た日本の姿でその内容がすこぶる良ければ安心などとはもはや思わない。来るべき惨事も或いは想定済みで、投資家たちもそういう惨事をひとつの経済投資先と見ていることにも納得は行く。俺達にとって国レベルのことは少なくとも為政者に任せるしかないという選択しかない。選挙だ投票だと言われても、ちっとも、現実味はない。きっと政治が限界に来ていることを僕なら見通し、すべての物を可視化しながら、これからの日本の肉付けに入る。いついつまでも公務員の給与が上がっていく、そして民間はずるずる落ちていくか横ばい。こんなしわ寄せはもう沢山だ。与党と野党という分け方も、もはや古い。こうしている間にもどんどんよその国に追い越されている感じは否めない。少なくとも野党は政権を再び獲ろうなど思ってはいけない。それらはすべて、思い上がりのこんこんちきに相当する。