ルビー・ウーマンr340 こんな図式を見ていると一番いい思いをしているのはパカパカ儲かっているオーナーだと思うでしょう?それが違うんです。パーティ同伴で来た顧客達には、一時間半でウィスキー飲み放題を敷いていたこともあってオーナーの頭の中は瓶数の計算で頭打ち。まず一時間半が長いのでは??と規定を替えようと模索しますがそれは却下されます。毎月一回ミーティングが昼間店であってそこでの意見交換会は面白みのあるものでさすがは先輩たち!!って私は心の中で喝采していたんです。何でかっていうとやっぱりオーナーの意見はあくまでも店側の意見。帰りのタクシー代を顧客達が支払ってくれているという点で一時間半は死守すべきを誰かが言ったんです。確かにホテル日昇館から思案橋までのタクシー代をホテルの座敷にいたお客さんが支払ってくれるはとても助かっていて、そこで意見を言えるホステスが凄いな!!ってまず私は思うのです。自分はやっぱりどこか生活感がないのでは?って。皆は血眼になって自分の無駄をリストラしようとしている。その生活人の切磋琢磨が全く自分にはまだ見受けられないことに発奮を貰うのです。お嬢様生活のホステスばかりって高を括ってたけどどうも違うな!!皆がどん底からの出発だったのではないか??を認識し直すのです。オーナーもホステスからの意見は聞き入れます。特に売上のいいホステスの意見は見事にその場で丸飲みだったのです。