ルビー・ウーマンr315 自分にはそういう相手がいません。そしてそれを無理にでもお願いする顧客もいないのです。同伴はノルマのひとつで月に四回あってそれを一回でも外すと手当がぱー。給料明細力にたけたオーナーで、しかしいい方法もオーナーは編み出していたのです。パーティに出張してそこで顧客を捕まえ店に連れてくることで同伴ノルマ消化は助かりました。施策もそうして自分たちの懐が増えてしかも同時にホステスの苦しみも排除出来るようになってた。オーナーの本業はパーキング業や金貸しでありながら気持ちに常に”ウィット”があったのです。しかしこうやすやすと同窓生に見せ付けられては問屋も帰らないっていう状況があって私は彼女の商才ぶりに翻弄されてしまい東洋軒のトップを誇るパンをかじりながら美味しい♪に及べません。店に行けばいじめと熾烈なテーブル権争いが控えていたのです。夕方六時半までに自分は入店しないといけません。顧客と一緒なら八時でもっと優遇されたのは五名以上の団体客を同伴なら八時半で良かった。店のラストが11時45分ですから二時間ちょっとしか働かないって思うかも。当然私もいいなあっとは思います。しかし先輩達はみんなが顧客をいかにあしらうかで相当気苦労をしていてヘルプでついてなんて大変!!って恐ろしくなっていたもの正直な処。相手を気分良くさせないといけないなんて接客業の難易度中の難易度になっていますね。