イエローダイヤ・マンy687 計画を立てて旅行に行くのとそうでないのとでは随分内容に差が出て来る。あえてふらりと出た場合、様々な難局も待ち構えるけどそれをひとつひとつクリアしていくのにも意味がある。計画の中に無かったことがそうして位置を占め始めることが偶発なのだと僕も思う。符合論とは煎じ詰めればそういった偶発と決定論がクロスする断面だと僕は見ている。誰だって信じられない力を持っていてそれが火事場の馬鹿力。だとすれば潜在的に僕達は持っていると推定した方がより見易くなる。誰にも負けたくないを次のようにオートセンサーで変換してみた。ライバルが握手を求めて来るくらい素晴らしい仕事を結果的にはみんなで分け合うというセンセーショナルな考え方で、そこまで到達したのも共学の楽しさを思い知った感がある。懐疑的に見られるより千倍楽しいこの考え方は専売特許を獲れなかった人々さえも希望の渦へ案内する。スタートは違っても必ず枝葉は分かれるからだ。一度にすべてを儲かるよりも、もっと優れた商才を発揮出来るステージを、時間をかけて模索しながら創出して来た結果だろう。僕達は伸びしろを伸び城にする。それを塞いで糊しろにはしない。無駄にしてはいけないのはこの国に派生した個々の才能、どれ一つたりとも無駄にはしない考えを伝えておきたい。