ルビー・ウーマンr304 私の周囲にも幾つか派閥はあって、ひとつの大きな勢力が第一グループでそこが強いから他全員がくみするのかな?っていうと違うから見る価値もあったのです。強い勢力も足踏みになってしまう別の第二勢力が存在することが私の立ち位置を鮮明にする。しかも誰に対しても柔和でそれこそ指名してもらえるのなら最高の恩義を持ってくみされる人材グループもいてここで組織の構図を学ぶのです。この最後尾の人々は派閥さえ、形成なくおのおの一匹オオカミの部類だったのです。いいとこばっかりではない、こういった古狸とも言える温厚な人々の言葉にも、人生の哀歓が溢れていてそこを引き出してみると意外な線も浮き彫りになるのです。私への警鐘を誰もが促すのです。こんな世界にいればいつかはこと切れる。ちゃんとした人生を歩みたいのなら、そこはじっくり考えて決断出すのよ!!って。まるで私がいなくなることを予知するように諭すのです。ある日、私は第一グループにいる彼女に呼び止められるのです。あゆみちゃん、前から注意したかった事なんだけど、その服装じゃ、会員制クラブの権威が総崩れになってしまうの、今度じっくり自分の身なりについてを昼間、考えてみてくれない?って。彼女は店のことだけを思ってではなく私の風評に同情を抱き打診してきたのでは?が分かったのです。五歳上の女性でいつも上品なブランドを身に付け聡明な女性。私もその時ばかりはすぐさま頷くしかなかったのです。