イエローダイヤ・マンy664 無精者の僕がこの場所を知った時に疼いた。イクメンの素質がある証拠だろうか。時津にあるウォーターフロント公園だ。まだ、水辺の森公園にうっとりしていた自分が危ういとさえ思える。時津長与を抜きにして長崎を語ることすら危険だ。26聖人上陸の地とされる場所も相当興味があってシャメに収める。大村までは海上を渡すプチフェリーで行けるのだ。20メートル以上泳げない僕はこのプチフェリーは恐らく乗れないが公園なら撮影する意義がある。早速、サイトで調べるとナビゲーターが一杯いてその中でもやはり目を見張るのはまだ、ブランコには乗れないけど、この椅子タイプなら乗れるっていう但書。なるほどなあって思う。なぜなら僕も最初はブランコがダメだった。どの幼児もそうだが、落ちることを想定するからだ。しかし自分がしっかり手を離さなければ落ちない。しかし幼児には危険を察知する能力がずば抜けていてその上を行くのが大人の思想。ゆっくり膝の上でまず風加減をわからせるのよ!!と言わんばっかりに母はまず自分がブランコに乗って僕を膝に乗せて両手を握らせる。それでも臆病な僕は嫌がった。幾ら母の薦めでもまだブランコ自体速すぎるって自分で母にイヤイヤをした。しかし徐々に要領というものがわかって積極的に今度は母の手を振り払ってブランコに接近した。母はその瞬間が最も嬉しかったことだろう。