ルビー・ウーマンr290 私は最初の結婚を踏み台にしたのでは?のおおらかな回想があって、なぜなら彼は私が自由に執筆するに関して差し障りのない人物。時には苦しい場面もあって、飯は?飯はどこだ?と追及される一幕はあってもこの結婚は誰が見ても助けが要るだろうと周囲は容認したこと。ここは大きかったと思うのです。仕事のない期間をこうして私がアルバイトに出たことで、飯はどこだ?の追及もやんわり交わせた。こんな御利益はないと実感し、しかし彼にも用はいきなり出来ることはあって、その時は江平の伯母さんの家に子供を連れてお願いしたようです。外交が大好きな旦那でした。だから当時、固定電話で元請けの仕事を家で電話しまくって探していたのです。しかし人に雇われて行く日雇いを疎んじるようになってそこはひとつの分岐点でもあったのです。自分がオーナーも同じの元請けを一回味わったら、とても日雇いで行く気持ちにはなれないと本心を漏らすのです。こんな正直な人はいません。だから描写も真剣に慎重になります。人間が失ってはいけない吐露力を彼は失ってはいなかったのです。やがて相当に無理して、一回セドリックを試運転をさせて頂いて縁のあった保険会社の紹介で、ダイハツの中古トラックを購入する。ブルーの可愛い奴、ハイゼットです。