イエローダイヤ・マンy616 自分の時間がたっぷり摂れてしかも誰からの制約も受けない。そういった時間を伴走出来ている書き手がいたなら羨ましいばかりだ。僕も一見自由であるように見えてこれが拘束がある。いきなり用事が出来て動かないといけない時があって、その時にはパソコンがあって、携帯すればどこででもしたためが可能では?ってみんなが思うかもしれないが、そうは問屋が卸さない。僕達の仕事は自分の脳の奥をつまびらかにする仕事。それをいきなり他の用事を頼まれて作動出来るはずもない。事務系も考えようによっては大変だ。彼らも創造力を駆使する仕事だという論拠にもなる。数字を追うだけに見えてかなりの実務を背負っている。僕達がそうであるように緻密な数字の裏にある莫大な志向を追随しているから事務かたとそう呼ばれるのだろう。そこを勘違いしないように僕もここは踏ん張りたい。誰でも得意分野があって、半分眠っていてもこなせる領域を持っている。だからといって何かと並行しながらではそれは間に合わない。当てはめて考えるとよくわかる。簡単な仕事に過ぎないとしていた自分の仕事の偉大さも、同時にわかってくる。嬉しいことだ。手を叩いて喜ぶべきことだ。しかし今日の時点で積み増しがなければそれは幻になりかねない。僕達は過去を背負って今日いるからだ。