イエローダイヤ・マンy614 僕は今日の日が信じられない。まるで、憑きものが落ちたように溌剌としている。理由がわからない。天に誓って言えるのは、僕達の国が真の希望に向かって帆を膨らませていることで、近隣国と上手に付き合っていく術をも取得出来る構想が同時にある。僕の中にとどまらず、みんなの中で顕著に、しかも雄雄しくなっている状況が頼もしい。こんな機会が与えられるなど思ってもみなかった。誰しもリーダーにしては若過ぎはしまいか?大丈夫なわけないだろう?っていぶかる場面。僕はその疑問を自分自身で払拭した。出来るだろうか?ダメだろうか?ってあの時の出光佐三は気に掛けただろうか?挑戦あるのみだった。正しく九州男子!!彼のようになりたい!!とそう思う人間が増えるほど、この国は富んでいく。隆盛していくそのことを竜世と漢振っておこう。僕だけの概念ではなく若者すべてに以心伝心して来る彼の気骨は、昔の人だからよ?ではもったいない。僕はあえて、今日の日に彼の気持ちに及ぶ。神奈川県のとある地に彼は眠っている。そこからこの国をしっかり凝視している。亡くなっても彼の心は海にある。自分達の会社がどうなっていくのか?あの佐三が全く無頓着でいられる訳がない。