サファイア・マン《面白い男編》〔194〕がっつり健康でそれに見放されたことがないようちゃんですから、不遜な気持ちが否めません。27年前であってもそういうスタンスでいるのも医師を信用している証明。むしろ心配なのは家の様子だろうとオムニバス交換してみるのです。母はそこで伯母にあれこれいじくり回されて嫌味を言われているのでは?しかしそれも杞憂ではないか♪と思い直します。母は上手に父を使ってその場凌ぎをするでしょうし、皆がどのように日常生活を送っていたか、退院して聞くことになるのです。おもに買い物は伯母と父が行っていたようで、丸喜と丸和というスーパーマーケットがありました。歩いて十五分位は掛かるかるので、心配ではあったんですが伯母には若い頃から鍛えた足があったのです。その両足を見事に使う者だけが実際の社会ではのし上がって行く!!が元本でしたから歩くことは逆に楽しかったのかもしれません。父も同じく徒歩で人生をまっとうした人。車の免許証を持った人間は弟のみ、もしもそこで、みんなの役に立てば印象は変わったでしょう。しかし彼はあくまでもやじ馬で来ている。母を連れて来たから役目は果たしたという考え。姉としてしかしどうこう言えません。ことは非常時です。