脇田大佐も狼狽する。自分達のコーナーである黎明編がもしやリストラに遭ってしまうのでは?その時、元帥に何と切り出せばいい?そんなこと言える訳ない。大佐は自分自身のふがいなさを禁じえず、何とかして放課後に、机の下に隠れてまで、学校に残りたい坊主の心境丸出しになる。このルビーの校舎に残りたい!!デイパック背中に、元帥と一緒にお手手繋いでさようなら!!なんて死んでも嫌。この孫はしかしながら信用が出来ない。愛してはいるけれど、商売に於いて冷酷一本でそこでの抜かりはない。いかにしてコーナーを死守するのか?そこを徹底的に模索するうちに妙案が浮かんでくる。俳句を孫に啓上するのだ。しかも愛情たっぷりの皮肉を添えて。ほなあ大佐、喜一郎定食お願いします☆長らくの ご愛顧に感謝 隠れ蓑☆俺をリストラするのなら、化けて出てやる!!あ...もう出てたし~ゆりの温泉の家族風呂から、うこぎ科の隠れ蓑がちゃっかり見えていたぞ?☆