ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔258〕良心の呵責っていう時には自分が失敗したことが前提になっているのに、マレさんの場合、ちょっと違う。何も失敗もなしで呵責呵責っていうと不自然に思われませんか?そうかしら。私最近四つの商売の法則を見出した。これは私が言い出したことでもなく随分前から論議されて久しかった。言いだしっぺでいいじゃないですか?ええ、それでもいいわ、自信があるの!!回転率を昔から言ってた割にそれに歯止めを掛けてしまう施策に甘んじてきた。例えば?コンセント解放をしなくなって、どうなった?そ、それは仕方ないですよ、もしもコンセントを無制限に解放するとどうなりますか?我々ネカフェでは光熱費として処理出来ますが、もしもコンビニのイートインで長時間ゲームに明け暮れる輩が出没したらば?考え過ぎよ、私は博多駅隣接のマックでコンセントを見て随分前だけど感動した。このサービス精神にうううってなった。長崎の浜の町のマックでもそれを見て感動した。マレさん、感動感動って連発するけれど、もしもコンビニで、コンセントを解放してしまえばどうなりますか?私は、それがあるべきだと思っているの。ほお、コーヒーの一杯で電源まで無制限で与えるんですか?回転率とは違うもうひとつのビジョンをここが受け持つとそう見ているの。