イエローダイヤ・マン《標榜編》〔567〕僕の家から三十キロ超えの場所に、コメダがあって、入りたくても毎日とはいかない。しかし僕は週一でもいいからここに行きたい衝動に駆られていて、確かに近所に人気カフェもあるのに、何でまた三十キロ超えのコメダコーヒーか?ってみんなもいぶかる場面かもしれない。確かに朝食が目玉焼きのがあってもいいのにな!!とは思う。ゆで卵を潰したものは確かに美味いが、コメダの目玉焼きを食べたい僕の願望。ワガママかもしれない。しかし朝から小倉餡を塗って食べたい気持ちにはまだならず、僕はゆで卵を潰してマヨネーズで和えた方か、ゆで卵のどっちかで揺れた。なぜなら家で最近頻繁に、ホテル茹で卵を作っているからで、それを思うと、どうしても茹で卵を注文出来ず、結果、手作りペーストをチョイスしてしまう。しかしコメダの強力なアンテナはここでサイドメニューを選ばせる点で秀逸なのだ。440円のモーニングが660円になってもよし!!とする顧客サイドの発奮とは何だろう。むしろ顧客の方が、サービス精神を搾り出しているし、そこを引き出すコメダには☆力☆があるのだ。迷わずミニサラダを頼む。ドレッシングは二種類。僕は慎重にチョイスする。二種類の中から選ぶということはもう片方を掛けないということだからだ。