イエローダイヤ・マン《標榜編》〔552〕僕は明日も、近所のネカフェに寄ってみようと計画する。どういう訳か自宅のパソコンでは、思い描けないような構想がネカフェに来ると突如と出て来る。これには何か、特別な原因あるのでは?とフラットタイプでいつもじべたに座って執筆する形を変えて、明日はライティングデスク形式の部屋を?とも思いはするが、やはり自分の筆力はこれまでの慣習も深く関与することが分かっているゆえ、冒険は控えた方がいいかもな?って落ち付きを見る。しかしもっとネカフェは違う形を模索してもいいかも?と最近ユニークなネカフェが出て来て、僕も視野を貰った。各人がひとつのユニットを貰うのだ。蚊帳のようなモスグリーンに囲まれて人からはプライバシーは守られている。パソコンが要らない人はそういった蚊帳もあって選べる。そこでは寝転んでもいいし、あぐらをかいてもいい。パソコンの機種を言えば蚊帳を選べるし僕ならインテルレノボだろう。触った感じが実にいい。キー自体がすでに生き物なのだ。僕の提案はこれから次々に、採用されるだろう。小泉信次郎が考案する、この国を確実にバージョンアップさせる方法に、僕もどこかで噛みながら関与していたい。微かな希望ではあるが図太い確信もあるのだ。