イエローダイヤ・マン《標榜編》〔547〕僕が思うには余りに日本のマスコミの物事に接する時のあざとさが、気に掛かって仕方なくそれを発言することを許して貰うより前に、僕がこれを言うということはほぼすべての事象に関与する日本独特の性癖によるものだから、諦めるよりも前に、しっかり物事を把握することから開始して欲しいとそこを願う。大谷投手が不在になって、エンゼルスの屋台骨がガタガタになったという論説。しかし僕は別の見方をしている。天才不要論で、実は組織は桁外れの天才など、必要とはしていないのでは?との推論でもしも気に障ったのならこの先読む必要もないと指南する。大谷投手が組織を実はガタガタにしてしまった....と僕は思っている。なぜなら、彼が破格過ぎたからで、そこで、未曽有の期待感も生まれてしまったという正直な経緯と失意。そこを何も言わず、ただ、エンゼルスが落ち目になったのは大谷の抜けた穴とだけ指摘するマスコミに、僕は嫌気を超えたげんなりを禁じえない。大谷投手が桁外れだったからこそ、その反動たる失望が巻き起こって今ある....なら理解出来る。エンゼルス球団はもともと、長いプランで大谷を育成したいとそう願っていた。今ある選手たちも個々が素晴らしい。天才不要論を僕があえて総括するのも経験が物を言っている。