イエローダイヤ・マン《標榜編》〔540〕人はどんな時にやった!!とそう声を上げるのだろうか。俺も随分とそういう時間とはご無沙汰で何かこう虚しい時間ばかりが過ぎていくように思えてならない。もしかしたら、僕は大谷投手に依存しながら僕自身が彼の偉大さに便乗しながら、日常をくぐり抜けようとしていたのかもしれず、彼が離脱して、その辺の僕のズルい側面も一挙に表に出てしまったなあ....って。でも僕はまだ、大谷オールスターを諦めてはおらず早速調べてみたのだ。今年はナショナルズの本拠地、ナショナルズ・パークになっていて日付けは日本時間の七月十八日午前九時開催。この日が僕にとって、人生最良の日になっていて、去年もおとどしも視聴した。どんな用事が出来ても、その日はお構いなしで、身内の結婚式でもスルーしたいくらいだ。こんな風に僕は身勝手。誰から非難されてもおかしくはない性質を過分に持っている。ナショナルズの球場は久し振りに見るし、この処、ずっと大谷一色だったゆえに、信じられないくらいの新鮮さも逆にある。出場選手は投票で決まり投手は監督推薦になる。この試合が僕の人生の扉になることは間違いなく、そこに大谷投手がいるのといないとでは、天と地の開きはある。この一年の中で最も素晴らしい時間躍動であって欲しいと願う。