イエローダイヤ・マン《標榜編》〔509〕今日のJケリーはわざとではなかったかもしれないが故意と取られても全然おかしくはなく、レッド・ソックス中継ぎの重鎮とも言える彼がこうした珍事を起こすこと自体が珍しくて、乱闘騒ぎは他の場所でも起こっていてそれをカメラが紹介していた。アメリカ野球の根底に喧嘩野球があることは決して嬉しいことではないものの、そういう非常識や非日常がファンの目にどう映るか?そこを僕は読み解きたいのだ。これは由々しきことだ!!と軽蔑するよりも、皆がどういう動きをしたのか後から見る喜びも欠かせず俺はオースティンを守る為にアーロン・ジャッジが獲った行動が群を抜いて素晴らしく、彼が背が高いことも起因していてジャッジがいかに全力を出してこの乱闘騒ぎを収めたのか?それが圧巻であったので感動してしまう。ベビーボンパーズとして三人がおととしデビューしてその中の一人である、オースチンは故障に見舞われて昨年は活躍出来なかった。それもあってか、ジャッジの踏ん張りは並大抵ではなく、僕の感動は彼の制止させる力にまで及ぶ。なぜなら相手を叩いたりする助け方ではなくジャッジは争いを止める手助けに動いたのだ。こうまで正攻法の彼が、これからのヤンキースを頂上まで持って行くのは間違いない。