イエローダイヤ・マン《標榜編》〔477〕世界から見ると日本の自衛隊のランクは?そういう生々しい、しかし知りたかった番組を観て俺は少しだけ安心する。なぜなら完全にアメリカの子分としてだけで評価されるのが今までの順位だった。俺達の自立も段々現実味を帯びてきて、日本にもそれなりの力があったことも自明になって俺は仕切り直す。日本の現状は今のところは政治家が今後の行く末を握っているようで、実はそうではないのだ。俺も自分の周囲を見ながら全員が全員、自分の意見で物を言っているという立地に驚かされている。どのような職業に就いていようとも自分の意見がないはずもなく、会社員でもそれを堂々と言える今の言論の風土を、俺達は歓迎していいのではないだろうか。恐らく、そうやってディスカッションしている姿から、逆に、核を持っている国々が学ぶのではないだろうか?俺達の国に核兵器はなく、安保頼りで、そこに依存せざるをえないのだとして、それなら全部の言論も核含みだろうか?俺達は言論の向かう処敵なしの勝利を望む体制にはいない。どうすれば地球の全部の国が核兵器を捨ててもいいんだ!!と、相互信頼の世界にみずからを向かわせる方向性になっていくのか?物事すべてに赤札特価のマニュアルがあるのだ。