ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔141〕俺も自分の就活を思い出すなあ~どこへ馳せ参じても俺の場合は成績が良くなかったことで足蹴にされて、今の時代の若者がまっこと羨ましい!!そうなんですね?大学での成績も注目材料になるし、俺の場合日常生活に於いても自堕落だった。マージャンやパチスロそして酒にバイク!!ありとあらゆる大学馬鹿がやるような事すべてに手を染めて来ましたが、その経験に値が付くことに後から気が付く。例えばどんな時に?あの時、メンバーのカチパターンをメモしときゃあ良かったな?とか、あの時はどんな方法でお金をかき集めたか?そういった細かい作戦を俺自体忘れてしまって、どうしようもない空虚な思いに包まれた時に大学時代の友人にラインするんです!!マレさんにもそういう無二の親友がいるんですよね?私は今のところ、まだ、そう呼べる人が見当たらないの。どうしてなんですか?きっと彼という人物が偉大過ぎて、まだその恋の余波を背負っているように思うの。それはいけませんね~~でもいいの!!きっぱり割り切れたから♪新しい恋人が必要ではないんですか?それは妥協になるでしょ?妥協?寂しさの穴埋めに新しい人物を願望するなんて私には出来かねる、恋とはそれほど無垢なもの......