イエローダイヤ・マン《標榜編》〔450〕俺は昨夜涙なしでは視聴できず、裁判というものの過酷さを思い知る。平等であるべきがその様相にはないのでは?と渦巻く嫌悪感が俺の中で大きくなる。これじゃ逆だ!!被害にあった人の方が人生を大損している姿に悲しくなって許せない気持ち。しかし勇気を持って人前に出ることで彼の人生はきびすを返し、又元通りの俳優人生が開けていくのでは?と仮面ライダーをもしも演じていなかったら、ここまでの勇気は出なかった、そこを聞いて俺は安堵する。人前に出る!!っていうことの大切さだ。彼の場合特にそうだったろう。持ち前の負けん気や仕事に対する前向きさもそうだが、役者や俳優や歌手、そして人々の面前にしょっちゅう出て行く仕事には常に勇気が必要で、そこを彼自身が会得していた事がこの大試練に打ち勝っていく背景には必須となったのだろう。一度白紙になってしまったが、念願だったCDも発売され、椿さんの歌声を俺も聞きたい!!と強く思う。そして今の若者のスターターとして彼こそがふさわしい...と。法律や裁判が必ずしも被害者を守るものではない旨、椿さんは身を挺して教えてくれた。じゃあ大切なことは?苦悶している内は何も始まらないという事だ。自分を明らかにするしかないのだ。