俺にとっての正月が切ないものであったことは、この期に及んで隠す必要もないことで、時代の軋みを俺は素足の裏で感じた。これまでの手法では歯が立たないどころか、敵は何枚も上手。しかも前人未踏の奇策を懐深く隠している。俺にとっての女房でも社会的にはもはや違う、その一点での戦きといっても過言ではない。この国のことなど俺達凡人や庶民にはわからない。そう遠目で見ておれるのがこれまでの女性たちだった。しかしそこまでではなかったという事だ。俺に向かって、これから時代は大幅に変わっていくのよ!!を豪語したあいつ。しかも子供達もそれに納得しているようなのだ。貴男が揺さぶりを架けられても、地面に落ちないとしたら、それは私に掴まっているからよ?と。盗人猛々しいとはもはや発するまい!!堕ちとうはなかでごわ~す!!デルスカイは薩摩弁を流行させよう~~