サファイア・マン《かけがいのない男編》〔156〕咄嗟のことにようちゃんはびびります。そうだ!!このピアノには肝心なもの、鍵がない!!って。すぐさま固定電話で購入した中古ピアノショップに電話を入れると快くOKしてくれるのです。急がないのならあさってそっち方面に行きますので、その時でいいでしょうか?はい!お願いします!ようちゃんはなぜ、そういう突発的行動に出たか自分でも把握出来ませんが、鍵はどのピアノにもあるのです。店主の言葉がようちゃんの心にグッと来ます。カワイのカギが別珍であるんですがそれなら恐らく合うでしょう。その言葉でもわかるように中古にはほぼ鍵がないのです。買ったときはウキウキでそういった信憑性あるものをついつい大事に保管してどこに直したかを忘れる・・・。しかしようちゃんは今でもこの鍵を台所のカウンターの上のガラスの小鉢に保管しています。ようちゃんの楽曲にもそういう保管性や、著作権の重要性を問われる場面もこれから出てくるし、ようちゃんがブログ文章に関しては無料路線を開拓してフロンティア専心で来たものが、この楽曲に関しては著作権を非常に大事にしていてゴリラのようちゃんの楽曲をこの手で譲位というときには相性など相手を見定めて行動に移すということなのです。