イエローダイヤ・マン《標榜編》〔343〕俺たちが持っている潤滑油の質とはかなり劣る平成生まれのそれで、俺は頑張り屋の彼らが面白いことにシフトを組む時に油交換の日をパスしていることをすぐさま突き止める。やはり警官の子供かなあって自分を悲しむ場面になるが金曜日と火曜日をズラしてシフトを二人で獲得してて残りのどれかを出てくれ?って俺に持って来る。俺も喉まで出ていたが自分の都合で早朝から夜に転属してもらったがゆえにゴタゴタだけは嫌だった。星ポテトというエブリワンならではの売れ筋を一袋ぶっ込んで揚げているいる時、俺は人の店でも注意が必要だ!!と器具を置いて彼らに近い所まで行こうとして、これ~~売れるんっす!!って動じない。一体何を考えているのか??しかし彼らの予想が当たる。俺が帰りにひとつ購入して二つを残すまでに行って、やはり経験がモノを言うな!!って俺はでしゃばらず良かった・・・と。早朝は13、26と数えてから、ひとまとめを油へ入れた。意外にも賞味期限は早い。夕刻までと皆が勘違いするがそれだからこその美味さや鮮度もある。チートイのマージャンじゃあるまいし彼らは次のバイトあります^^と二人揃って九時半に居なくなって、最後の厨房にホースを流して清掃が、思った以上に俺一人ではキツくて終いにはへたり込んだでしまうのだった。