ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔12〕それではこうしませんか?貴女がそこまで拘る案件なのなら私達も国際社会向上委員会というものを発足しましょう。例えばお国事情を皆でディスカッションするのです。ほんの些細なことでも今勃発していること、巷のちょっといい話、こういったモノを盛り込む話題性のあるセッションです。ありがとうございます!感謝します!アレ?もしや貴女も例の三か条を信念として持っていらっしゃる?はい!もちろんです。ツキに見放されたくないですもの。わかります、どんなに高額の預金があってもツキに見放されるとそれを全部振り込み詐欺に持っていかれかねない。この磐石な体制なら間違いありません。我々は才能がこの国から出てしまう事態にも対応出来るんです!それはどんなシステムに?向こうの国と密接な協定をまず結ぶんです。こと才能に関しては、どうしても個人の実績が抜きん出てしまい海外に油揚げをかっさらわれてしまうこともしばしば・・・まあ?そんな悲劇は起こさないでくださいね?私達はコンピューター探偵も雇っているんです。へえ?凄いですね!この国の才能が海外へ行かないようにその前の時点で交渉し、世界の至宝に育てていく、そういうシステム自体が結局、海外をも咲かせるんです!!沖縄問題についてもお願いします。