俺はやっと理解が出来る。そのきっかけを掴んだのだ。なぜ、あいつは若い世代を取り込むことが出来て俺にはダメだったか?クーラーの掃除を俺はあいつたちのいるリビングの分もしたくてたまらなくてその切羽詰った気持ちを中々理解してはもらえない。もちろんあいつはいつでもどうぞ!!の体制だが娘がダメなのだ。脚立を部屋の中に持ち込むことが生理的に認可が出来ない。俺は以前ならあいつたちが留守のときにやった。しかし今はどこへ行くにも一緒で時間が採れない。クーラーの掃除が出来ないといずれ冷暖房機は故障するのにそれを説明してもダメなのだ。あいつは子供の気持ちを汲み取って、そう急かさないで!!って邪険一本だ。脚立は汚いから部屋には入れないという第一認識が俺を除外する。いいことをしようとしている俺の行動をも除外するのだ。デルスカイしておこう。時代と時代に横たわる川の正体だ!!