サファイア・マン《面白い男編》〔140〕キマジメで裏表なく、ぶっきらぼうでお世辞も上手くいえない。こういった大人しい男性が、離婚騒動に多く巻き込まれるのは、家庭を持つことの意義が上手に理解されてない証ではないか?と。結婚イクオール彼らが何を設定しているかそこが重要でボーイフレンドなら一過性の要素も濃くて嫌いになればそこでさよならも有りでしょう。しかし結婚となると人はどうしても身構えてしまう。その要因はなんだろう?と。子供をもうけ教育や養育に関わることの責任かもしれないな?とそういう意味で結婚を真摯に捉え過ぎてまだ自分はこんなに未熟だから・・・と急がず焦らずという姿勢を取らざるを得ない人々も多いでしょう。この時知り合った彼女は、主婦のキャロルから見ても如才のない人物でしかも家庭内のこともそつなくクリア、漲る向上心もあるのです。それなのにさしたる理由もなく、離婚を頭に描きいずれ決行しようとしている。そのことが解せなかったのです。自分の収入だけで生活出来ればいいのにな、それが整えば即、離婚へ舵を切れるのに!!という考えを聞いて旦那様を想像してしまいます。しかしながら、キャロルにはまだ話してはない部位もあるのでは?とそこは慎重になるのです。