ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔2〕自分の商売感にどうしても譲れないものはあってそれが時間シェア。この時間的な空間ポケットにいろんなものを加味できるのなら投資も生きるのに・・・と三度一致パーティには参加するようにしていたし、それが異業種交流のマーケットだったのです。自分が提供するものが一時間のひとり休憩だとすれば相手が持っているサービスがアイロン掛けだったりする。この不思議な取り合わせが各界新鮮な感じをかもし出していて、これから出て来る新サービスを知る上で重要な投資枠を担っていたのです。マレには特にこの部分を管轄する法人が眼に入ります。自分が一時間の休憩ならそこでちゃっかり仕事をしてお金を得るスポット。最初は何なのかよくわからなかったのですが、違う現場を覗いてみたい人々がいかに多いのか驚きます。一週間に一回、部屋を掃除し、アイロン掛けをする仕事。これは二時間ですが、途轍もなく専門性の高い仕事?と思いきや、それを趣味でもいいからやりたい!!という主婦が意外にもいてテンパってしまいます。それは不動産と合体ですでに成功を収めていたのですが自分の場合は?と。どうしても眠れない不眠症を抱える顧客なら?と早速ターゲットを絞っていったのです。